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【中国春節】連休控え、中国で鳥インフル警戒 昨年12月に20人死亡、上海周辺で多発

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【中国春節】
連休控え、中国で鳥インフル警戒 昨年12月に20人死亡、上海周辺で多発

24日、上海市内の地元市場で、金属製のカゴの中で売られている生きたニワトリを品定めする女性客(河崎真澄撮影) 24日、上海市内の地元市場で、金属製のカゴの中で売られている生きたニワトリを品定めする女性客(河崎真澄撮影)

 【上海=河崎真澄】27日から7連休となる春節(旧正月)期間を控えた中国に対し、世界保健機関(WHO)が26日までに、ヒトからヒトへの鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染が限定的に生じているとして警戒を呼びかけている。

 中国では、H7N9型ウイルスへの感染確認が昨年11月時点では6人で、死者はいなかったが、12月には106人に急増し、20人が死亡した。年明け以降も流行がじわじわと拡大し、江蘇省、浙江省や安徽省など上海周辺の華東地区で多発している。

 中国全土での昨年1年の感染確認は計216人で、死亡は63人。年明け以降、広東省で少なくとも11人が感染し、2人が死亡。湖南省で2人が感染、1人が死亡するなど拡大している。

 生きた家禽類を食用として扱う市場に出入りしていたケースで感染者が多いことが分かっている。地元紙は、「帰省や旅行で延べ30億人が移動し、食用家禽類の需要も高まる春節の連休前後は感染拡散の危険が高まる」と指摘している。

 上海市の衛生当局は、春節当日の28日から4月末まで、市内で生きた家禽類の販売禁止措置を取る。上海の日本総領事館も在留邦人や旅行者に、生きた家禽類を扱う場所に立ち入らず、人混みではマスクをするよう注意を呼びかけている。

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