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【「帝国の慰安婦」問題】著者、無罪判決 慰安婦めぐる止まらぬ絶対化

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【「帝国の慰安婦」問題】
著者、無罪判決 慰安婦めぐる止まらぬ絶対化

25日、ソウル東部地裁前で判決公判を終え、報道陣の質問に答える朴裕河・世宗大教授 (共同) 25日、ソウル東部地裁前で判決公判を終え、報道陣の質問に答える朴裕河・世宗大教授 (共同)

 無罪判決を元慰安婦の支援者は「裁判所が(朴氏の)弁護士の役割を果たした」と強く非難した。無罪判決が出たからといって、韓国社会が元慰安婦の声に耳を傾けなくなったわけではない。支援団体やその活動に賛同する世論は依然幅を利かせ、彼らの信条や活動に反論するには相当の勇気が必要な状況に変わりはない。

 公判中、法廷では終始、韓国メディアよりも日本の記者の姿が圧倒的に多かった。表現の自由に対する関心が高い日本に比べ、韓国での関心度は低かった。

 韓国のこうした現実の中で、1人の韓国人学者の資料や証言に基づく研究結果に罪がないことが言い渡された。ただ、一方で“慰安婦の絶対化”は無罪判決に関係なく進められている。

【用語解説】帝国の慰安婦

 過去の証言や文献から日本統治下での慰安婦の置かれた社会構造を探った学術書。韓国の慰安婦問題の支援団体などによる「日本軍に強制連行された少女ら20万人が性奴隷にされた」とする主張と実態との違いを指摘。2013年に韓国で出版。日本語の書き下ろし版も14年に出版され、早稲田大学の「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」文化貢献部門を受賞するなどした。

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