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【ソウルから 倭人の眼】釜山の慰安婦像設置、韓国ようやく「マズイ」と気付いた? 日本の対抗措置に動揺と反発ないまぜに

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【ソウルから 倭人の眼】
釜山の慰安婦像設置、韓国ようやく「マズイ」と気付いた? 日本の対抗措置に動揺と反発ないまぜに

釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像。昨年12月31日に除幕式前から公開された(名村隆寛撮影) 釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像。昨年12月31日に除幕式前から公開された(名村隆寛撮影)

 慰安婦問題をめぐる日韓合意の精神に反し、昨年12月末、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦像が新たに設置された。これに対し日本政府がとった措置に、韓国側が戸惑っている。「極めて異例の強硬措置」(韓国紙)と受け止めており、「まさか」と驚いている感じだ。日本の韓国への怒りが「本気」であることに気付き、韓国政府などには狼狽(ろうばい)の様子がうかがえる一方で、自国の国益も考えないような日本への反発は続いている。(ソウル 名村隆寛)

やはり当たった1年前の悪い予感

 釜山の慰安婦像は、日韓両政府が慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した合意から1年となった昨年12月28日、地元の市民団体によって釜山の大通り沿いの歩道に設置された。だが、地元の釜山市東区が設置を許可せず、いったんは撤去された。

 区には抗議の電話やメールが殺到し、区側はこれに屈し、わずか2日後に設置を許可。30日午後、像は再び設置された。翌31日、大みそかの夜には、日本総領事館の前で像の除幕式が派手に行われた。「釜山市民の勝利だ!」「日本の心からの謝罪と賠償を最後まで要求する!」など飛び交う怒声。歩道はすし詰め状態で、群衆が占拠した大通りは車線規制され、明らかに交通に支障が出ていた。

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