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【環球異見】米大統領選に露がサイバー攻撃 報復は政治的ジェスチャー…ベドモスチ紙(ロシア)

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【環球異見】
米大統領選に露がサイバー攻撃 報復は政治的ジェスチャー…ベドモスチ紙(ロシア)

ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ次期米大統領(ゲッティ=共同) ロシアのプーチン大統領(左)とトランプ次期米大統領(ゲッティ=共同)

 米政府は、昨年11月の米大統領選を狙ったサイバー攻撃がロシアのプーチン大統領の指示によるものであると断定した。米政府はすでに昨年末、その報復措置として駐米露外交官を国外退去処分とした。米紙は米露関係改善に前向きな次期米大統領、トランプ氏の認識の甘さを戒めた。露紙は、報復が米政界内の抗争を反映していると指摘。中国紙は、他国の内政に干渉する手段としてサイバー攻撃に着目している。

 米国が35人の露外交官を国外退去処分としたことに、プーチン露大統領は対抗措置を見送ったうえ、モスクワの米国大使館員の子息らを大統領府での新年祝いに招待するなど“余裕”の対応を見せた。具体的な証拠が明示されていないサイバー攻撃疑惑を、多くの露メディアが懐疑的に見るなか、経済紙ベドモスチ(電子版)は9日付の分析記事で、露外交官追放は「米政界内の争いの反映」などと指摘する専門家や元外交官らの見解を伝えた。

 記事は、「相互性とは外交、国際関係における法律だ」とするラブロフ外相の発言を紹介し、対抗措置を見送ったプーチン氏の判断が異例であることを強調。露外交官追放は、米駐在の他の露外交官の業務に大きな負担となるとして、米国の措置は決してロシアにとり軽微なものではないとの見方を示した。

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