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【環球異見】米大統領選に露がサイバー攻撃 ほくそ笑むプーチン大統領…ウォールストリート・ジャーナル紙(米国)

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【環球異見】
米大統領選に露がサイバー攻撃 ほくそ笑むプーチン大統領…ウォールストリート・ジャーナル紙(米国)

1月5日に開かれた米上院軍事委員会の公聴会で米大統領選へのロシアによるサイバー攻撃について証言するクラッパー国家情報長官(AP) 1月5日に開かれた米上院軍事委員会の公聴会で米大統領選へのロシアによるサイバー攻撃について証言するクラッパー国家情報長官(AP)

 米政府は、昨年11月の米大統領選を狙ったサイバー攻撃がロシアのプーチン大統領の指示によるものであると断定した。米政府はすでに昨年末、その報復措置として駐米露外交官を国外退去処分とした。米紙は米露関係改善に前向きな次期米大統領、トランプ氏の認識の甘さを戒めた。露紙は、報復が米政界内の抗争を反映していると指摘。中国紙は、他国の内政に干渉する手段としてサイバー攻撃に着目している。

 任期切れを間近に控えたオバマ米大統領が、ロシアがサイバー攻撃で米大統領選に干渉したとされる問題で報復に踏み切ったことについて、米主要メディアは政権の対応の遅れを批判するとともに、トランプ次期政権に影響を及ぼそうとするプーチン露大統領に対する強い警戒感を示している。

 ウォールストリート・ジャーナル紙は9日付の社説で、オバマ、トランプ両氏をともに批判した。オバマ氏に関しては、民主党のクリントン前国務長官の敗北の「言い訳」にロシアによるハッキングを使っていると非難した。

 社説はその一方で、トランプ氏もプーチン氏が米国の友人でないことを認めようとせず、ロシア側の術中にはまっていると問題視。「ただ一人の勝者であるプーチン氏は米国の民主主義体制への不信を米国民に抱かせることに成功し、笑っているに違いない」との見方を示した。

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