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【トランプ次期大統領】「ハッキングは中国も」と激しく対中非難、対露関係は改善に意欲

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【トランプ次期大統領】
「ハッキングは中国も」と激しく対中非難、対露関係は改善に意欲

11日、ニューヨークのトランプタワーで、当選後初めて記者会見するトランプ次期米大統領(ゲッティ=共同) 11日、ニューヨークのトランプタワーで、当選後初めて記者会見するトランプ次期米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は11日の記者会見で「対露接近、対中強硬」の外交路線を明確にするとともに、メキシコ国境への「壁」建設や医療保険制度改革(オバマケア)の撤廃に即座に取り組むと強調。経済政策では雇用創出を約束するなど、20日の政権発足に向けて強い意気込みをみせた。

首脳関係は「財産」

 トランプ氏は記者会見で、ロシアのプーチン大統領が米大統領選でのトランプ氏の勝利を好ましいと判断してサイバー攻撃を仕掛けたとする米情報機関報告書について問われ、「プーチン氏が私を好んでいるとすれば、それは不利になるものではなく財産だ」と語り、信頼関係をもとに首脳間で米露関係の改善に取り組むことへ意欲を示した。

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で「ロシアは私たちの助けとなる」とも指摘し、シリアへの軍事介入を強めるロシアとの協力を進める考えも表明した。

 トランプ氏はオバマ政権が米露関係の改善を目指すリセット路線を掲げながらプーチン氏の再登板で関係が悪化したことを批判し、「リセット・ボタンなどなく、仲良くできるかできないかだ。私ならうまくやれる」と自信をみせた。

 ただ、ロシアが大統領選にサイバー攻撃を仕掛けたとしてオバマ政権が発令した制裁措置に関しては、「行き過ぎだとは思わない」と述べて、維持する考えを示唆した。

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