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【中国軍機が防衛圏侵入】対馬海峡往復は中国海軍主導 遠方展開能力向上か 米政権の空白期狙う

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【中国軍機が防衛圏侵入】
対馬海峡往復は中国海軍主導 遠方展開能力向上か 米政権の空白期狙う

中国軍のH6爆撃機(防衛省統合幕僚監部提供) 中国軍のH6爆撃機(防衛省統合幕僚監部提供)

 【北京=西見由章】中国軍機8機による9日の対馬海峡の往復は、中国海軍の主導で行われたとの見方が強まっている。昨年12月末には空母「遼寧」が初めて西太平洋に進出したばかりで、海軍の遠方展開に向けた強い意志が改めて鮮明となった。

 防衛省統合幕僚監部によると、9日に対馬海峡を通過したのはH6爆撃機6機とY8早期警戒機、Y9情報収集機。中国のある軍事ジャーナリストは今回の飛行が中国海軍の主導で行われたとし、「中国海軍は多数の軍用機の編隊による空中からの対地・対艦攻撃能力を重視しており、今回はそのための訓練だった」と分析する。

 ただ、多数の爆撃機などを遠方に展開すると近隣国の警戒を一気に高めるため、米政権交代を目前にした「力の空白期」を選んで計画的に実施したとみている。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は10日付で、公表された中国軍機の写真を基に、爆撃機は水上艦艇との戦闘などを担う海軍航空隊の所属機と指摘。早期警戒機や情報収集機も海軍所属と分析している。さらに今回の飛行は、5日に津軽海峡を西に向かって通過した中国海軍の護衛艦艇など3隻と連携した動きとの見方も紹介した。 

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