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トランプ大統領で世界はどうなる? 石油や天然ガスの大増産で日本も恩恵、「反中親露」で世界はより安全に

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トランプ大統領で世界はどうなる? 石油や天然ガスの大増産で日本も恩恵、「反中親露」で世界はより安全に

トランプ氏(左)と、国防長官への指名が発表されたマティス退役海兵隊大将(AP) トランプ氏(左)と、国防長官への指名が発表されたマティス退役海兵隊大将(AP)

 ちなみに、シェールガスやシェールオイルが大増産されるので、国際的にも石油価格やガス価格は低めに抑えられる。米国経済が好況であれば、当然、日本経済も恩恵を受ける。世界一もうかる米市場へ、日本の輸出は好調に伸びるだろう。まして「ドル高円安」なので、日本経済のメリットは大きい。

 第2に、トランプ政権で世界はより安全になるだろう。

 トランプ氏の外交方針の基本は「反中親露」である。安全保障面でも経済面でも、トランプ氏は中国を第1のライバル国とみなしている。厳しい態度で中国に妥協を迫ることになる。南シナ海問題でも、中国はもはや、やりたい放題ができなくなるだろう。

 トランプ氏は、ロシアとの共同作戦で過激派組織「イスラム国」(IS)を壊滅させるだろう。ISの領域支配は17年中に完全に崩壊するはずだ。IS残党のテロは継続するだろうが、大きな影響力を行使することはなくなる。

 トランプ氏の主要人事を見ると、超強力な政権が生まれつつあることが分かる。

 まず、軍人を多用している。国防長官はジェームズ・マティス退役海兵隊大将、国土安全保障長官はジョン・ケリー退役海兵隊大将、安全保障担当補佐官はマイケル・フリン退役陸軍中将である。マティス氏は「マッド・ドッグ」(狂犬)と言われるほどのこわもてだ。こういった面々を見ていると、中国はとてもケンカを売る気にはなれないだろう。

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