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北京の大気汚染、白く濁り漂う異臭

大気汚染で「赤色警報」が発令され、マスク姿で天安門広場を警備する武装警察隊員=21日、北京(共同) 大気汚染で「赤色警報」が発令され、マスク姿で天安門広場を警備する武装警察隊員=21日、北京(共同)

 今年初めて大気汚染で最も深刻な「赤色警報」が16日から21日まで発令されている中国の首都、北京市。分厚いスモッグで街全体が白く濁り、視界は数百メートル先の建物がうっすら見える程度だ。漂う異臭に外を歩く人の数も減り、マスク姿が目立つ。市民生活への影響は深刻で、やり場のない怒りが鬱積している。

 「何で動かないんだ」「もっと早く知らせてくれれば、ここまで来なかったのに」。北京市西部で20日、隣接する河北省に向かう高速道路の入り口には長い渋滞の列ができていた。大気汚染による視界不良で道路が閉鎖されたためだ。しびれを切らしたドライバーが次々と車を降り、不満をぶちまけた。

 「こんなことなら鉄道の方がましだ。下がれ、下がれ」。外でたばこを吸っていた男性は後ろの車にこう吐き捨てるように話すと、無理やり車をUターンさせ、一方通行の道を逆走して立ち去った。(共同)

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