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【「帝国の慰安婦」問題】著者に懲役3年を求刑 「日本軍と同志的関係」 韓国検察 来月末に判決

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【「帝国の慰安婦」問題】
著者に懲役3年を求刑 「日本軍と同志的関係」 韓国検察 来月末に判決

論告求刑公判を終え、報道陣の質問に答える朴裕河・世宗大教授=20日、ソウル東部地裁前(共同) 論告求刑公判を終え、報道陣の質問に答える朴裕河・世宗大教授=20日、ソウル東部地裁前(共同)

 【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題に関する韓国の学術書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉毀損(きそん)の罪に問われている朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授の論告求刑公判が20日、ソウル東部地裁で開かれ、検察は懲役3年を求刑した。朴氏は無罪を主張し、結審。判決公判は来年1月25日に開かれる。

 検察は論告で、慰安婦について朴氏が著書の中で「日本軍と同志的関係にもあった」などとし、河野洋平官房長官談話(1993年)などが認めた旧日本軍の強制性という「明白な事実」に反し、虚偽を記述したと指摘。「史実を意図的に歪曲(わいきょく)し、被害者(元慰安婦の女性)を傷つけた」と主張した。

 弁護側は最終弁論で「著書は強制性を否定しておらず、日本の責任についても批判している。名誉毀損の罪に当たらない」とし、無罪を主張した。

 さらに、最終意見陳述で朴氏は、元慰安婦の女性らに直接意見を聞くなどして慰安婦問題の研究を25年間続けてきた経験を述べた上で、「元慰安婦の女性らの名誉を傷つける意図は全くなかった」と訴えた。

 一方、この日の公判には、著書によって名誉を傷つけられたという元慰安婦の女性が証人として出廷し、「憤怒を感じる」などと述べ、厳罰を求めた。

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