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【激震・朴政権】政治空白で外交・安保、経済に影響 対北朝鮮など不安要素、「財閥経済」も揺らぐ

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【激震・朴政権】
政治空白で外交・安保、経済に影響 対北朝鮮など不安要素、「財閥経済」も揺らぐ

弾劾訴追案可決後、閣僚会合に臨む韓国の朴槿恵大統領=9日、ソウルの大統領府(聯合=共同) 弾劾訴追案可決後、閣僚会合に臨む韓国の朴槿恵大統領=9日、ソウルの大統領府(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵大統領の弾劾訴追案可決により朴氏の職務が停止したことで、国政停滞のさらなる長期化は避けられなくなった。政界で採決後の国政課題に関する議論がない一方、外交や安全保障、経済などへの影響はすでに出始めている。

 朴氏は9月上旬、国際会議出席のためロシアや中国、ラオスなどを歴訪して以来、3カ月間、韓国にとどまっている。崔順実被告の国政介入事件で自身への批判が高まるなか、首脳級の国際会議には黄教安首相が代理で出席し、外遊の多くは尹炳世外相に任されている。

 年内開催が困難な日中韓首脳会談が年明けに開催されたとしても、職務停止状態の朴氏が出席することはなくなった。韓国外務省報道官は8日、「日程が年内に確定しないことも念頭に置いている」と述べたが、一貫して、朴氏の問題が日中韓首脳会談に及ぼす影響への言及を避けている。

 韓国にとって現在、頭が痛いのは中国との関係だ。北朝鮮のミサイルに対処する米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を決めた韓国を、中国は今夏以降、批判し続け、中韓関係は極度に冷え込んでいる。朴氏は対北制裁で国際協調を強調し続けてきたが、対中関係悪化は北朝鮮問題を抱えるなか、不安要素だ。

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