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トランプ氏側は中国批判「挑発ではない」 政権移行チームの一員が訪台

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トランプ氏側は中国批判「挑発ではない」 政権移行チームの一員が訪台

 【台北=田中靖人】トランプ次期米大統領の政権移行チームの一員で、米シンクタンク「ヘリテージ財団」フェローのスティーブン・イエーツ氏が6日、台湾を訪問した。台北市内で記者会見した同氏は、2日のトランプ氏と蔡英文総統との電話協議には関与していないと強調した上で、「電話は非常に重要な、小さな一歩だ」と述べた。

 イエーツ氏は「民主的に選ばれた指導者から祝賀の電話を受けることが挑発とは思わない。挑発と批判するのは侵略者だ」と述べ、「一つの中国」原則を元に米国に抗議した中国を批判。一方で、「米国の政策が大きく変化すると考えるのは合理的ではない」と台湾側にもクギを刺した。

 同氏は6日午前、空港で記者団に、トランプ氏が蔡氏を「総統(プレジデント)」と呼んだことについて「台湾の総統は台湾の総統だ」と述べた。中国は国家元首の意味を含む「総統」ではなく「台湾地区の指導者」と呼んでいる。

 台湾メディアは、イエーツ氏が滞在中、蔡氏と面会する見通しだと伝えているが会見では「確約はない」と述べるにとどめた。

 同氏は1980年代後半、台湾に約2年滞在した親台派で、チェイニー前副大統領のスタッフを務めるなどした。

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