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【仏大統領選】中道・右派予備選、元首相2人で決選へ サルコジ氏敗退で政界引退表明

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【仏大統領選】
中道・右派予備選、元首相2人で決選へ サルコジ氏敗退で政界引退表明

中道・右派の統一候補を選出する予備選結果について応じるサルコジ前大統領=20日、パリ(ロイター=共同) 中道・右派の統一候補を選出する予備選結果について応じるサルコジ前大統領=20日、パリ(ロイター=共同)

 【ベルリン=宮下日出男】来年4~5月に行われるフランス大統領選で、最大野党の共和党など中道・右派陣営の統一候補を選ぶ第1回予備選が20日投開票された。開票率約9割時点の集計によると、フィヨン元首相(62)が得票率44・2%で首位、ジュペ元首相(71)が28・3%で2位につけ、両者が27日に実施される決選投票に進出する見通しとなった。

 返り咲きを目指したサルコジ前大統領(61)の得票率は20・8%で3位。サルコジ氏は20日夜、「悲しみはない。わが国の成功を願う」と敗退を認め、「私は政界から引退する」と述べた。

 予備選は当初、テロ対策や移民対応で強硬姿勢をみせるサルコジ氏が穏健派のジュペ氏を追う展開だったが、終盤戦にフィヨン氏が猛追し予想を覆した。

 オランド大統領の社会党など左派が低迷する中、2回投票制の大統領選では中道・右派の候補が極右、国民戦線のルペン党首と決選投票に臨み、勝利する可能性が高いとされ、次期大統領に有力視されている。

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