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中国産「上海ガニ」から基準超えるダイオキシン 香港当局が800kgを回収

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中国産「上海ガニ」から基準超えるダイオキシン 香港当局が800kgを回収

上海市内の店頭でヒモにくるまれて販売されている上海ガニ。最高級品の産地として知られる江蘇省の陽澄湖から入荷したと銘打っている(河崎真澄撮影) 上海市内の店頭でヒモにくるまれて販売されている上海ガニ。最高級品の産地として知られる江蘇省の陽澄湖から入荷したと銘打っている(河崎真澄撮影)

 【香港=河崎真澄】香港の食品衛生当局は3日、中国江蘇省の水産業者2社から輸入した「上海ガニ」から環境基準を超える発がん性物質のダイオキシンが検出されたとして、市中に出回っていた約800キログラム分を回収したと発表した。

 香港当局は2社からの輸入を禁止。さらに回収作業を進める方針だ。江蘇省の衛生当局も水産業者の調査に乗り出しており、香港側に協力するとしている。上海ガニは秋の味覚を代表する人気のメニューで、11月がハイシーズン。中国と香港の水産業者やレストランは対応に追われている。

 上海ガニは江蘇省の陽澄湖や太湖などで、一定の品質管理の下で養殖された産地ブランド品が最高級とされるが、他の地域の池や沼でこっそり養殖された上海ガニを「陽澄湖産」などと偽って高値で売りさばくニセモノも横行している。

 ダイオキシンが検出された今回の例でも問題のカニが紛れ込んでいた可能性がある。産地ブランドの上海ガニは、上海市内の店頭で生きたままの状態で1匹が100元(約1500円)前後で売られているが、ニセモノの原価は10分の1以下という。産地ブランドのプレートを偽造して大もうけする例が後を絶たない。

 香港でダイオキシンが検出されたのは「呉江万頃太湖蟹養殖」と「江蘇太湖水産」の2社。香港で売られている上海ガニの7~8割は両社から輸入された。

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