記事詳細
【豪次期潜水艦】
豪のアボット前首相「原潜購入調査せず後悔している」 豪紙報道
オーストラリアン紙は3日、在任時に次期潜水艦選定を本格化させたオーストラリアのアボット前首相が、原子力潜水艦の外国からの購入という選択肢を「本格的に調査しなかったことを後悔している」と振り返ったと報じた。
アボット氏は現在の通常動力型の後継に原潜を導入することで「能力の高い潜水艦をより早く得られたかもしれない」と指摘した。
ターンブル現政権は4月、フランス企業の原潜技術を転用し通常動力型の潜水艦をフランス企業と共同開発すると決めた。オーストラリアの安全保障専門家には将来の原潜導入を望む声がある。(共同)