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【WEB編集委員のつぶやき】気味が悪い朴槿恵大統領の「お友達政治」 失地回復へ「反日カード」は御免だ

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【WEB編集委員のつぶやき】
気味が悪い朴槿恵大統領の「お友達政治」 失地回復へ「反日カード」は御免だ

韓国の朴槿恵大統領(左、聨合=共同)、崔順実氏(右、韓国誌「時事IN」提供・共同) 韓国の朴槿恵大統領(左、聨合=共同)、崔順実氏(右、韓国誌「時事IN」提供・共同)

 気味の悪い話である。韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権に「陰の実力者」がいて機密資料を受け取り、国政介入が疑われている。その人物は朴氏の友人で実業家の崔順実(チェ・スンシル)氏で、公私混同の「お友達政治」が明らかになり、支持率も過去最低を更新、就任以来最大の危機にある。

 疑惑の中身は、崔氏の大統領演説の手直し、人事や外交への関与。資料は竹島や慰安婦問題など日韓の懸案も含むとされる。さらに大統領と近い関係にあることを利用した、政府がらみの財団の私物化や資金の不正流用、娘を名門・梨花女子大学に不正入学させた疑いなどだ。

 これについて朴氏は、大統領選挙で崔氏に「演説文や広報資料の表現などで意見を聞き、助けてもらった」と認めた。韓国紙によると崔氏も、演説の「心情表現を手伝ってほしいと言われた」と認めた上で、当選直後に資料を受け取ったが機密とは知らなかったと主張、国政介入疑惑は否定した。韓国検察は10月31日、崔氏の身柄を拘束した。

 崔氏との関係は1974年に朴氏の母、陸英修(ユク・ヨンス)氏が暗殺されたころに遡る。崔氏の父、崔太敏(チェ・テミン)牧師は朴正煕(チョンヒ)元大統領と事業などを介して近かった。79年には正煕氏も射殺され、朴氏にとって崔氏は「辛かったときに助けてくれた」人物だという。

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