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中国が孔子平和賞に自国PKO隊員 アフリカで殉職「世界平和守った」 ノーベル平和賞に対抗、国益反映の人選か

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中国が孔子平和賞に自国PKO隊員 アフリカで殉職「世界平和守った」 ノーベル平和賞に対抗、国益反映の人選か

 【北京=西見由章】ノーベル平和賞に対抗し中国主導で創設された「孔子平和賞」の今年の受賞者が31日までに、アフリカで殉職した国連平和維持活動(PKO)部隊の中国人隊員3人に決まった。

 受賞したのは今年7月までにマリや南スーダンで襲撃を受け死亡した申亮亮氏(29)ら3人。授賞理由について主催団体は「中国のPKO部隊の戦士として、若く貴重な生命をなげうち世界平和を守った」としている。中国の国益を反映した人選といえそうだ。

 今年は国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長やシリアのアサド大統領、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏らが授賞候補となっていた。過去にはロシアのプーチン大統領や、欧米などから「独裁者」と批判されているジンバブエのムガベ大統領らが受賞している。

 孔子平和賞は、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世や民主活動家の劉暁波氏らが受賞したノーベル平和賞に対抗するため2010年末に創設。中国に融和的な鳩山由紀夫、村山富市両元首相らも授賞候補に選ばれたことがある。

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