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【暴言大統領帰国】ドゥテルテ流外交、リップサービスが過ぎる? 「米と決別」「日本好き」軸足ぶれ

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【暴言大統領帰国】
ドゥテルテ流外交、リップサービスが過ぎる? 「米と決別」「日本好き」軸足ぶれ

フィリピンのドゥテルテ大統領(左)を出迎え、案内する安倍晋三首相=昨年10月26日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) フィリピンのドゥテルテ大統領(左)を出迎え、案内する安倍晋三首相=昨年10月26日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 来日していたフィリピンのドゥテルテ大統領は27日夜、3日間の日程を終えて帰国の途に就いた。日本にいる間も「暴言」を繰り返す一方、「私は日本が大好き」と各所でアピール。場所と聴衆に応じて相手を喜ばせるリップサービスは巧みだが、発言の一貫性のなさは明らかで、ドゥテルテ流外交の限界も見えた。

 26日、都内で開かれた経済フォーラムには、米CNNテレビや中国国営新華社通信など外国メディアの記者も集まり、国際的な注目度の高さを示した。大統領は30分遅れてやってきたが、聴衆が「期待」する米国批判を早速連発した。

 「米国は『(麻薬取り締まりで容疑者の)殺害をやめなければ、援助をやめる』という。首輪をつないだ犬に『犯罪者にかみつくのをやめないと、エサをやらないぞ』というのと同じだ」「われわれは米国の支援がなくても生き残れる」と拳をふるって力説した。

 この直後に行われた経団連との昼食会では、一転して柔和な姿勢をとり、「日本は信頼できる友人。特別な関係」「日本とのパートナー関係を決して手放さない」と持ち上げた。

 同席した経団連の榊原定征会長によると、大統領は「3年前に長野でスキーをしたとき、日本人の心の温かさ、親切さを学んだ」と話した。さらに、ダバオ市長時代、ミンダナオ島の日本人移民の記念塔建立に自分が貢献したことを強調したという。

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