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【激震・朴政権】朴槿恵大統領みずから窮地に 私人の「友人」に秘密通知、意思疎通の失敗「不通」を象徴

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【激震・朴政権】
朴槿恵大統領みずから窮地に 私人の「友人」に秘密通知、意思疎通の失敗「不通」を象徴

会見で国民に謝罪する韓国の韓国の朴槿恵大統領=25日、ソウル(ロイター) 会見で国民に謝罪する韓国の韓国の朴槿恵大統領=25日、ソウル(ロイター)

 【ソウル=名村隆寛】公職者でもない民間人の私的な「友人」に、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が国家機密である演説の草稿や閣議資料を事前に渡し、アドバイスまで受けていたという前代未聞の不祥事。大統領自らがそれを認めたことに韓国社会は衝撃を受けている。任期満了まで1年4カ月となった朴政権の求心力低下は、避けられない状況だ。

 朴氏は2014年4月の旅客船セウォル号沈没の際、国民に涙を見せて謝罪した。しかし今回は、自らが直接関与していない沈没事故とは違い、明らかに朴氏自身が作ってしまった不始末だ。

 今回発覚した問題は、国民が知らない権力の中枢部で友人との間で行われた。大統領就任以来、政権内部や国民との意思疎通の乏しさを「不通」と批判される朴氏を象徴してもいる。

 さらに、朴氏から演説の草稿などを事前に受け取って、大統領に“意見”をしていた渦中の人物、崔順実(チェ・スンシル)氏(60)は、セウォル号沈没当日に朴氏と密会していたとの噂が出た朴氏の元側近、鄭(チョン)ユンフェ氏の元妻だ。密会はなかったと裁判所は認定したが、韓国社会では朴氏を取り巻く人脈への一種の“うさん臭さ”が再浮上している。

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