産経ニュース

【ソウルから 倭人の眼】「サムスン」と「トヨタ」の比較に大忙し 現代自が大変なのに…欠陥スマホが映し出す「韓国社会」特集(下)

ニュース 国際

記事詳細

更新

【ソウルから 倭人の眼】
「サムスン」と「トヨタ」の比較に大忙し 現代自が大変なのに…欠陥スマホが映し出す「韓国社会」特集(下)

シンガポールの研究所で実施された実験で、発火して壊れたサムスン電子のギャラクシーノート7。左が本体、右側が取り外された問題のバッテリー=10月5日(ロイター) シンガポールの研究所で実施された実験で、発火して壊れたサムスン電子のギャラクシーノート7。左が本体、右側が取り外された問題のバッテリー=10月5日(ロイター)

 サムスン騒動のなか、おそらく出てくるだろうと予想していた意見が案の定、韓国メディアに出てきた。韓国が好きな日本との比較であり、例によっての「日本に学べ」式の主張だ。そんな中に、見落としてはならない主張があった。中央日報が報じていたもので、2009~10年のトヨタのリコール問題だ。

 トヨタは当時、米国で急発進による死亡事故が起きたことで米国で猛バッシングを浴び、豊田章男社長が米下院の聴聞会に引き出され、謝罪までした。09年に世界1位だった車の販売台数は11年には4位に落ちた。しかし、全面的な再点検と安全対策の強化でトヨタは翌12年に世界1位の座に返り咲いた。このトヨタの教訓を「サムスンは生かせ」という内容だ。

 ここまではいい。中央日報は、「市場1位を守ろうと無理をし、災いが起きた点も似ている」「典型的な米国メディアの外国企業バッシング」などとトヨタとサムスンの“類似点”を探し出して列挙。「トヨタは生産能力向上のために海外で下請け企業を拡大し品質管理に失敗したという非難を受けた」ともトヨタの“失策”を指摘した。

続きを読む

「ニュース」のランキング