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国連名誉大使に人気キャラ「ワンダーウーマン」 女性の地位向上「実在の女性を」の抗議も

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国連名誉大使に人気キャラ「ワンダーウーマン」 女性の地位向上「実在の女性を」の抗議も

 【ニューヨーク=上塚真由】女性の地位向上のための国連名誉大使に米コミックシリーズの人気キャラクター「ワンダーウーマン」が選ばれ、ニューヨークの国連本部で21日、任命式が行われた。国連内ではキャラクターの採用に反発が大きく、職員らが「実在する女性を選ぶべきだ」などと訴え、抗議活動を行った。

 ワンダーウーマンは、男女の平等と、女性や少女の地位向上の推進のための名誉大使として採用。キャラクターが誕生してから今年で75年となり、来年には映画も公開されることから、制作会社側が国連に持ちかけたという。

 国連では、次期事務総長選に女性が計7人立候補したものの選出されず、落胆の声が広がったばかり。約50人の職員が任命式で背中を向けて抗議し、ケニア人の女性職員(41)は「女性の地位向上はきわめて重要な問題だ。話すことができない大使に、役目が務まるのか。(キャラクターの採用は)潘基文(パン・ギムン)事務総長の大きな課題となった」と語った。

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