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「宇宙強国」へ中国、有人宇宙船打ち上げに成功、初の長期滞在、独自の宇宙ステーション計画本格化

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「宇宙強国」へ中国、有人宇宙船打ち上げに成功、初の長期滞在、独自の宇宙ステーション計画本格化

 有人宇宙船「神舟11号」を搭載したロケット「長征2号F」=10日、中国・酒泉衛星発射センター(共同)  有人宇宙船「神舟11号」を搭載したロケット「長征2号F」=10日、中国・酒泉衛星発射センター(共同)

 【北京=西見由章】中国は17日午前7時半(日本時間同8時半)、内モンゴル自治区の酒泉衛星発射センターで、国産ロケット「長征2号F」を使用して、宇宙飛行士2人が乗る有人宇宙船「神舟11号」を打ち上げた。計画当局者は、宇宙船が予定の軌道に乗ったとして、発射の「成功」を宣言した。

 米露と並ぶ「宇宙強国」をめざす中国は、9月に打ち上げた無人宇宙実験室「天宮2号」とのドッキング実験を行い、2022年ごろの完成を見込む独自の宇宙ステーション計画を本格化させる。

 16日に記者会見した中国有人宇宙プロジェクト弁公室によると、神舟11号は軌道進入から2日以内に、高度393キロの軌道を周回している天空2号とドッキング。中国の宇宙開発で過去最長となる30日間にわたって2人の男性飛行士が滞在し、心身への影響などを調べる。

 中国は、安全保障上の懸念を理由に米議会の反対で日米欧露などの国際宇宙ステーション(ISS)計画から除外されており、軍主導で独自の宇宙開発を進めている。

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