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イスラム政党が第1党維持 モロッコ下院選

 北アフリカの王国モロッコで7日、下院(395議席)の選挙が実施され、連立与党で、ベンキラン首相率いるイスラム穏健派の正義発展党(PJD)が125議席を獲得し勝利、第1党を維持した。内務省が8日、発表した。投票率は43%だった。

 財政赤字削減に向けた経済改革に取り組むベンキラン氏を国民が一定程度支持した形。だが、102議席で第2党となったライバルのリベラル系野党、真正現代党(PAM)は連立内閣に参加しない意向を示し、正義発展党を軸とした連立協議は難航しそうだ。ベンキラン氏は「正義発展党が信頼に足る政党であることが示された」と語った。

 モロッコでは2011年の中東民主化運動「アラブの春」の影響を受け、国王権限を縮小し議会権限を強化する憲法改正が行われた。首相は下院の最大政党の議員から任命されるようになったが、治安権限など多くの実権は国王が握っている。(共同)

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