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北の核危機前にまた政争の韓国、閣僚解任建議を朴槿恵大統領が拒否「どちらが火をつけたのか」

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北の核危機前にまた政争の韓国、閣僚解任建議を朴槿恵大統領が拒否「どちらが火をつけたのか」

 【ソウル=名村隆寛】韓国国会が可決した農林畜産食品相の解任建議に、朴槿恵(パク・クネ)大統領=写真=が受け入れ拒否を表明し、野党勢力が反発している。北朝鮮の核問題による“韓国の危機”を訴える朴大統領だが、相変わらず内紛に直面している。

 問題は、金在水(キム・ジェス)農林畜産食品相が官僚時代に自宅を購入、売却した際、企業から特別恩恵を受けたとされる疑惑。同相への内定段階で国会の人事聴聞会で追及され、解任建議は24日、野党の賛成多数で可決した。

 朴大統領は同日、北朝鮮が核開発を続ける現状を指摘し、「非常時に建議案を通過させたことは遺憾で、不当な政治攻勢だ」と野党を批判。25日には大統領府が、解任建議を「(金氏の)職務能力と無関係で、人事聴聞会で疑惑は解消済みだ」とし、受け入れない大統領の方針を発表した。

 韓国国会で閣僚の解任建議が可決されたのは、1987年に建議が拘束力を持たなくなってからは3回目。金大中(デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)の両元大統領は受け入れたが、今回は初の拒否となる。

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