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【ロシア下院選】「赤いベルト」復活なるか 批判票とり込み狙う共産党 大統領には矛先向けず

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【ロシア下院選】
「赤いベルト」復活なるか 批判票とり込み狙う共産党 大統領には矛先向けず

13日、ノボシビルスクの共産党事務所前で、宣伝無料紙の配布について話し合う同党の選挙運動員ら(遠藤良介撮影) 13日、ノボシビルスクの共産党事務所前で、宣伝無料紙の配布について話し合う同党の選挙運動員ら(遠藤良介撮影)

 18日に投票されるロシア下院選では、経済の低迷などを受け、政権与党「統一ロシア」に対する批判票が「親大統領野党」に流れるとみられている。中でも、大統領翼賛議会にあって政府には厳しい下院第2党の共産党が議席を伸ばせば、内閣退陣や閣僚の更迭を求める動きが強まる可能性がある。同党が攻勢をかけるシベリアの最大都市、ノボシビルスクから報告する。(ノボシビルスク 遠藤良介)

 日本の筑波研究学園都市が草創時のモデルとした学術拠点を擁するノボシビルスク。ロシア革命(1917年)を敢行した党派名にちなむボリシェビキ通りの共産党事務所で、同党候補者のアバラコフ議員は「赤いベルト」復活への意欲を熱く語った。「人々は展望を求めている。有権者との交流で手応えを感じており、選挙結果については楽観的だ」という。

 赤いベルトとは、ソ連崩壊後の90年代、ノボシビルスクやオムスク、イルクーツクと、シベリアを横断する形で共産党が席巻した現象を称したものだ。2000年に第1次プーチン政権が発足して以降は党勢が衰えたものの、ここにきて再び持ち直している。14年にノボシビルスクで「赤い市長」、15年にはイルクーツクで「赤い知事」が誕生した。

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