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習近平国家主席VS李克強首相 権力闘争激化 首相“地元”で45人資格剥奪、習氏側近失脚で反撃か

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習近平国家主席VS李克強首相 権力闘争激化 首相“地元”で45人資格剥奪、習氏側近失脚で反撃か

中国共産党創建95年祝賀大会に臨む習近平国家主席(左)と李克強首相=7月、北京の人民大会堂(共同) 中国共産党創建95年祝賀大会に臨む習近平国家主席(左)と李克強首相=7月、北京の人民大会堂(共同)

 【北京=矢板明夫】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が13日、選挙違反を理由に遼寧省選出の代表45人の当選を無効だと発表した問題が、中国国内で大きな波紋を広げている。遼寧省は経済政策などで習近平国家主席と対立する李克強首相のかつての勤務地。李首相の側近への責任追及の可能性も浮上しており、首相周辺に打撃を与える狙いだと指摘する声もある。

 遼寧省の全人代代表の定員は102人。うち8人は全人代常務委員会の指定枠で、94人が同省の政財官界の要人から選ばれた。その半数近くが2013年1月の選挙の際、省高官や省人民代表大会の有力者に賄賂を渡した疑いで、代表資格を剥奪されたことになる。

 その多くは地元の国有企業トップなど財界関係者で、逮捕者が出ることも予想され、「遼寧省の経済は壊滅的な打撃を受ける可能性がある」といった意見も聞かれる。

 「習執行部は禁じ手を使ってしまった」。北京の共産党関係者はそう述べ、「どこの省の選挙文化もほとんど同じで、国民は遼寧省だけが違反しているとは思わない。事件の公表で全人代への信頼そのものが崩れかねない」と指摘した。

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