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“美人市長”と話題のローマ市長に逆風 起用した幹部に不正疑惑、捜査把握していたのに一時「知らない」と説明

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“美人市長”と話題のローマ市長に逆風 起用した幹部に不正疑惑、捜査把握していたのに一時「知らない」と説明

ローマのラッジ市長=6月23日、ローマ (AP) ローマのラッジ市長=6月23日、ローマ (AP)

 【ベルリン=宮下日出男】6月に女性初のローマ市長に就任したラッジ氏への逆風が強まっている。自ら起用した市幹部が不正疑惑で捜査中であることが発覚し、市長も一転、捜査情報を把握していたと認めた。ラッジ氏を擁し、汚職撲滅を掲げて支持を広げてきた新興政党「五つ星運動」にも痛手となりそうだ。

 市幹部は市営ゴミ処理会社の顧問を長年勤め、市のゴミ問題改善を公約したラッジ氏が起用。その後、伊メディアは市幹部が顧問時代に同社の不正に関与した疑いで4月以降、捜査対象になっていると伝えた。

 ラッジ氏は捜査情報を知らなかったと説明していたが、6日、7月には把握していたと主張を一転。捜査結果が出るまでは問題を公表する必要はないと判断していたとも釈明した。

 ラッジ氏は新鮮なイメージで、汚職など市政への市民の不満を吸い上げ、当選した。だが、就任後は財政担当を含む他の市幹部ら5人が辞任するなど混迷が続く。レンツィ首相は「これほど嘘が相次ぐのは見たことがない」と批判。メディアも「革命の失敗」(伊紙メッサジェロ)と伝え、ラッジ氏の任命責任を問う声が強まっている。

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