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マザー・テレサを「聖人」認定 法王「彼女のほほ笑みを苦しむ人に」 バチカンで列聖式

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マザー・テレサを「聖人」認定 法王「彼女のほほ笑みを苦しむ人に」 バチカンで列聖式

4日、バチカンのサンピエトロ広場に掲げられたマザ-・テレサの肖像画の下で、祝福する法王フランシスコら(AP) 4日、バチカンのサンピエトロ広場に掲げられたマザ-・テレサの肖像画の下で、祝福する法王フランシスコら(AP)

 【ベルリン=宮下日出男】インドの貧しい人たちの救済に生涯をささげ、1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ(1910~97年)をカトリック教会最高の崇敬対象「聖人」に認定する列聖式が4日、バチカンのサンピエトロ広場で開かれた。

 マザー・テレサは現マケドニア・スコピエ生まれ。印東部コルカタを拠点に貧者への奉仕に尽力し、2003年、異例の早さで聖人の前段階の「福者」に認定された。08年、脳の病を患ったブラジル人男性の家族がマザー・テレサに祈った直後に回復したことが、聖人に必要な2つ目の「奇跡」と認められた。

 法王フランシスコは「マザー・テレサにとり慈悲は苦しみで流す涙もない多くの人の闇を照らす輝き。彼女のほほ笑みを心に刻み、苦しむ人にそれを与えていこう」と強調。広場には笑顔のマザー・テレサの肖像も掲げられ、10万人以上の参列者が「コルカタの聖女」の偉業をたたえた。

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