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【ブラジル情勢】中南米左派諸国が大使を召還 ルセフ氏弾劾に強く反発

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【ブラジル情勢】
中南米左派諸国が大使を召還 ルセフ氏弾劾に強く反発

 ブラジルのルセフ大統領(ロイター)  ブラジルのルセフ大統領(ロイター)

 ブラジルの穏健左派ルセフ前大統領が弾劾裁判で罷免されたことについて、中南米の左派系諸国は8月31日「クーデター」だとして一斉に反発。ベネズエラなど一部は大使召還を決めた。ブラジルも駐ベネズエラ大使らの召還を発表。ブラジルと周辺左派諸国の関係が冷え込むのは確実だ。

 穏健左派のルセフ氏から中道右派のテメル新大統領への政権交代は、中南米における左派の退潮を強く印象づけた。経済低迷により勢いを失っている左派諸国にはさらに危機感が広がりそうだ。

 ベネズエラ政府は「帝国主義による攻撃」などと弾劾を非難。ブラジルとの外交関係を凍結し、駐ブラジル大使を召還すると発表した。ボリビアのモラレス大統領も「議会によるクーデター」と反発し、大使の召還を表明。エクアドル政府も臨時代理大使の召還を決めた。(共同)

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