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【北ミサイル】「ただちに配備すべきだ」 韓国、原潜の導入検討へ  挑発に対応、米中反対で実現困難視も

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「ただちに配備すべきだ」 韓国、原潜の導入検討へ  挑発に対応、米中反対で実現困難視も

 【ソウル=藤本欣也】北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射成功後、韓国でSLBMへの防衛・攻撃手段として原子力潜水艦の保有を求める声が高まる中、聯合ニュースは29日、政府高官の話として、「軍が現在の安全保障状況と関連し(原潜の)必要性について実務レベルでの検討を行う」と報じた。

 北のSLBMの脅威に対しては、与党、セヌリ党の国会議員グループが28日、「韓国軍は長期にわたり潜水可能で、先端的な探知能力を有し、攻撃能力も備えた原潜を直ちに配備すべきだ」とする声明を発表。29日には同党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表(幹事長)が「原潜導入など、北のSLBM発射を根本的に防げる対策の検討」を軍に要求していた。

 こうした中、朴槿恵(パク・クネ)大統領も29日の首席秘書官会議で、「政府と軍は進化する北朝鮮の核・ミサイル能力に対応し、実質的な対策をまとめるべきだ」と指摘。これを受けて、軍が原潜導入などの検討を始めることになったとみられている。

 ただ、聯合ニュースは「実務的な検討開始が即刻、原潜の建造を推進することにはならない」(消息筋)との見方も伝えている。背景として、(1)韓国が掲げる非核化原則に抵触する恐れがある(2)米国と中国の反発が予想される(3)日本が核武装する原因になりかねない-などを挙げた。

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