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【TICAD】中国が日本のアフリカ進出を警戒 資源安や地元の反感などで拡大戦略も曲がり角に…

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【TICAD】
中国が日本のアフリカ進出を警戒 資源安や地元の反感などで拡大戦略も曲がり角に…

アフリカ開発会議が開幕し、記念撮影に収まる各国首脳ら。前列中央が安倍首相=8月27日、ナイロビ(共同) アフリカ開発会議が開幕し、記念撮影に収まる各国首脳ら。前列中央が安倍首相=8月27日、ナイロビ(共同)

 中国とアフリカの貿易総額は2000年の100億ドルから14年は2220億ドルに増加。中国はアフリカの最大の貿易国だ。中国の習近平国家主席は昨年12月、南アフリカで開かれた同フォーラムで、今後3年間にインフラ整備などに600億ドル(約6兆円)を拠出すると発表。中国企業はケニアの首都ナイロビと南東部を結ぶ鉄道の建設を受注し、総工費の9割は中国輸出入銀行が特別融資する。

 ただ中国のアフリカ戦略は曲がり角を迎えている。巨額の支援と引き換えに資源確保を図っていた段階から、インフラや工業製品の輸出先へとシフトする中、中国経済の減速で資源価格が下落しアフリカ諸国の景気は低迷。中国企業の低賃金や中国人労働者の流入への不満も高まっている。

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