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【TICAD】中国が日本のアフリカ進出を警戒 資源安や地元の反感などで拡大戦略も曲がり角に…

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【TICAD】
中国が日本のアフリカ進出を警戒 資源安や地元の反感などで拡大戦略も曲がり角に…

アフリカ開発会議が開幕し、記念撮影に収まる各国首脳ら。前列中央が安倍首相=8月27日、ナイロビ(共同) アフリカ開発会議が開幕し、記念撮影に収まる各国首脳ら。前列中央が安倍首相=8月27日、ナイロビ(共同)

 【北京=西見由章】アフリカに強い影響力を持つ中国は、日本主導の第6回アフリカ開発会議(TICADVI)への警戒感をあらわにしている。国営新華社通信は28日、「日本は経済や政治の“雑念”と海外への軍事拡張の野心を隠せない」などと批判的な論評を配信。背景には中国のアフリカ戦略が多くの試練に直面する現実がありそうだ。

 新華社は、日本がアフリカ諸国の支持を得て「政治大国」のイメージをつくりだし、「(国連安全保障理事会)常任理事国入りのために人心を籠絡しようとしている」との専門家の見方を伝えた。リスク回避のための原油輸入ルートの多様化や、自衛隊が海外進出するためにアフリカを利用する可能性まで指摘した。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報も専門家の寄稿で、TICADは中国が3年おきに実施している中国アフリカ協力フォーラムを“学習”していると主張し、「中国への対抗と発言権の掌握が目的ならば不愉快だ」と牽制(けんせい)した。

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