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【北ミサイル】弾道ミサイルよりロケット砲が脅威 韓国メディア「ソウルに9000発以上飛んでくる」

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【北ミサイル】
弾道ミサイルよりロケット砲が脅威 韓国メディア「ソウルに9000発以上飛んでくる」

 ソウルが警戒しなければならないのは、北朝鮮の弾道ミサイルだけではない。

 「ソウルにとっては、300門もの長射程砲の方が脅威だ」と、韓国国防研究院の朴昌権(パクチャングォン)・安保戦略研究センター長は指摘する。

 南北の軍事境界線からソウルまでは約40キロしか離れておらず、北朝鮮は射程に収める240ミリ多連装ロケット砲、170ミリ自走砲などの長射程砲300門以上を配備しているという。

 軍事境界線付近などから300門が火を噴けば、ソウルに「9千発以上が飛んでくる」と韓国メディアは試算する。

 低空で飛来するロケット弾などを撃ち落とすのは困難で、先制攻撃の「キルチェーン」で対応するほかないとされる。現状では、地上の155ミリ自走砲「K9」や239ミリ多連装ロケット砲「チョンム」、上空からの韓国型精密誘導爆弾「KGGB」などで、北朝鮮の長射程砲の無力化を図ることを想定している。

 韓国国防省が3月に発表した国防中期計画(2017~21年)で強調しているのも、北朝鮮の長射程砲を攻撃する「戦術地対地ミサイル」の開発だ。射程120キロで19年からの配備を目指している。(ソウル 藤本欣也)

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