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台湾の女性総統、早くも支持率に陰り 蔡英文氏「100日で成否を判断してほしくない」 世論は「優柔不断か強引かのどちらか」と辛辣

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台湾の女性総統、早くも支持率に陰り 蔡英文氏「100日で成否を判断してほしくない」 世論は「優柔不断か強引かのどちらか」と辛辣

 【台北=田中靖人】台湾の蔡英文総統は20日、台北市内で内外の記者団と会見し、「改革には時間が必要だ。短期間で成果が見えないからといって尻込みはしない」と述べ、今後の執政への意欲を示した。蔡政権の支持率は5月の就任以降、低下傾向にある。政権の出足の遅れや内政での細かな失点が原因とみられ、早くも厳しい視線を向け始めた世論に、理解を求めた形だ。

 蔡氏の会見は就任後初めて。9月1日の「記者の日」を控えた「茶会」名目だが、今月27日で就任100日を迎えるのを前に、世論の変化を意識したとみられる。蔡氏は「100日で執政の成否を判断してほしくない」と強調した。

 中台関係では、当局間の正式な対話や一部の経済交流が停滞していることを認めつつ、「特効薬はない」として、関係維持には「中国大陸側にも共同の責任があることを理解してほしい」と述べた。空席が続いている対中窓口機関、海峡交流基金会の董事長(会長)人事は「今月末までに決める」とした。

 日台関係では、経済分野や地方自治体の交流の重要性に言及。日本からの観光客増加に期待を示した。

 政権発足時から「蜜月期はない」としていた蔡氏だが、世論調査会社「台湾指標民調」が15日に公表した調査では、支持率は45・5%で5割を切り、不支持率は39・8%に上昇した。与党、民主進歩党寄りの自由時報も17日付の社説で「新政権のやり方は優柔不断か強引かのどちらかで、関係者全員が満足しない」と批判するなど、政権への風向きは変わりつつある。

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