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【「慰安婦」日韓合意】朴槿恵大統領が「光復節」式典で演説 「未来志向」言及も慰安婦問題に触れず THAAD配備は「国民守る選択」

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【「慰安婦」日韓合意】
朴槿恵大統領が「光復節」式典で演説 「未来志向」言及も慰安婦問題に触れず THAAD配備は「国民守る選択」

 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、日本の朝鮮半島統治からの解放記念日に当たる「光復節」の式典で演説し、日韓関係について、「歴史を直視するなか、未来志向的な関係を作っていかねばならない」と述べた。

 朴大統領は「今、われわれに必要なことは、漠然とした期待ではなく、冷徹な現実認識を土台にした先制的で創意的な思考だ」と強調。日韓関係においても現実を直視することが重要だとの認識を示した。慰安婦問題など、具体的な問題には触れなかった。

 一方、核実験や弾道ミサイルの発射などの軍事挑発を続ける北朝鮮の問題について、「北朝鮮の核開発は絶対に容認できない」と強調。韓国国内で反発が起きている米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備について、「北朝鮮の無謀な挑発から国民の生命を守るため選択した自衛的措置だ」と語り、配備への理解を求めた。

 約25分間の演説のうち、朴大統領が日韓関係に言及したのは1分にも満たなかった。半分以上、経済や雇用の問題に関する演説に費やされ、韓国が直面する最大の課題が経済問題であることをうかがわせた。

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