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米が「核先制不使用」見送りか 主要閣僚と同盟国の反対で 北やロシアの核懸念

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米が「核先制不使用」見送りか 主要閣僚と同盟国の反対で 北やロシアの核懸念

ケリー米国務長官(左)、カーター米国防長官 ケリー米国務長官(左)、カーター米国防長官

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は12日、オバマ政権が検討している核兵器の「先制不使用」政策について、7月の閣僚会議でケリー国務長官やカーター国防長官、モニズ・エネルギー長官がそろって反対したと報じた。

 同紙によると、同盟国の日本、韓国、英国、フランス、ドイツが先制不使用の採用に対する疑問や懸念を示しているという。ホワイトハウス関係者は同紙に対し「重要閣僚と同盟国の反対によって、政策変更の可能性は低くなった」と指摘した。

 関係者らによると、閣僚会議では、ケリー氏が同盟国の懸念について説明。カーター氏は、北朝鮮の核開発進展やウクライナ危機などでのロシアの行動を踏まえ、先制不使用を宣言すれば同盟国に米国の核抑止力に対する不安を与え、独自に核開発に走る国が出てくる可能性があると反対した。オバマ氏は会議で結論を示さなかったという。(共同)

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