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【慰安婦問題】
シドニー慰安婦像計画に豪メディアも注目 在豪日本人らは警戒
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリア公共放送ABC(電子版)は1日、最大都市シドニーの郊外で、一部の韓国系グループが今月6日に設置を予定している「慰安婦」像について、日本の市民団体との間で「論争が激化している」と伝えた。
在豪日本人らで作る団体「AJCN」は、同問題は韓国メディアなどで取り上げてきたが、「現地で報道されたのは初めて」とし、豪州市民の注目も集めだしていると指摘している。
報道は、戦時中の韓国、中国、オランダ、豪州の女性が「性奴隷」として扱われたことに、日本政府は法的責任はないとしていると指摘。慰安婦問題の解決に向けた昨年12月の日韓合意についても言及した。
その上で、慰安婦増設置に、AJCNが、日本人への人種差別を助長すると自治体などに訴えていると紹介。一方、韓国系団体からは、像は平和や人権保護の象徴だと反論しているとの声を伝えた。
豪州では、やはり韓国系住民が多いストラスフィールド市で昨年、中国系も参加し、公共の広場への慰安婦像設置が計画されたが、市議会から退けられた。

