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【緊迫・南シナ海】中国が哨戒「常態化」…「主権」否定されたスカボロー岩礁上空を爆撃機が飛行 米にも人工島造成継続を強調

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【緊迫・南シナ海】
中国が哨戒「常態化」…「主権」否定されたスカボロー岩礁上空を爆撃機が飛行 米にも人工島造成継続を強調

 【北京=西見由章】中国空軍の申進科報道官は18日、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)上空でH6K爆撃機などによる哨戒飛行を実施したと発表した。今後、南シナ海での哨戒飛行を常態化させるとしている。中国の主権を否定したハーグの仲裁裁定に対抗し、軍事プレゼンスを誇示する狙いだ。

 申氏によると、核ミサイルを搭載できる最新鋭のH6K爆撃機のほか、戦闘機や偵察機などが参加し、制空権を確保するための「戦闘空中哨戒」を実施した。

 スカボロー礁は2012年から中国が実効支配している。茅原郁生・拓殖大名誉教授は「南シナ海で防空識別圏の設定を狙う中国にとって、スカボロー礁の軍事拠点化は“天王山”。裁定により困難な状況になったが、せめて実効支配を見せつけようとしたのではないか」と分析した。

 中国海軍の呉勝利司令官は18日、訪中した米海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長との会談で、計画通りに人工島造成を進める考えを表明した。

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