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台湾でバスが炎上し、中国人観光客ら26人死亡 相次ぐ中国人犠牲の事故に政府が危機感

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台湾でバスが炎上し、中国人観光客ら26人死亡 相次ぐ中国人犠牲の事故に政府が危機感

 【台北=田中靖人】台湾北西部・桃園市の高速道で19日午後1時(日本時間同2時)ごろ、走行中の大型観光バス(45人乗り)から出火、乗っていた子供3人を含む中国人観光客24人と台湾人ガイドと運転手の計26人全員が死亡した。

 観光客は中国東北部・遼寧省の団体で、12日から台湾を訪問。各地の観光地をめぐるツアーを終え、19日夕の航空便で帰路に就くため、台北市内から桃園国際空港に向かっていた。

 報道によると、バスは出火後も走行し続け、道路脇のガードレールに衝突して停車した。車体は2010年製だが、非常口が開かなかったとの情報もある。

 中央通信社によると、台湾当局が08年に中国大陸からの団体観光を解禁して以降、この事故を含め計81人が死亡。15年2月に復興(トランスアジア)航空機が台北で墜落し、中国人の乗客28人が死亡した事故に次ぐ規模となった。

 事態を重く見た行政院(内閣に相当)は、中央災害対策センターを設置して火災原因の調査や中国当局への連絡などを実施。中国で対台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室は19日、職員を台湾に派遣して家族らへの対応に当たると発表した。

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