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【在韓米軍迎撃ミサイル】朴政権、中国の経済報復を懸念 安保優先で決断

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【在韓米軍迎撃ミサイル】
朴政権、中国の経済報復を懸念 安保優先で決断

高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射実験=撮影日時、場所は不明(米国防総省提供・ロイター) 高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射実験=撮影日時、場所は不明(米国防総省提供・ロイター)

 しかし今年に入り、北朝鮮が核実験やミサイル発射を繰り返し、中国の影響力の限界が露呈。中国がTHAAD配備に激しく反対したものの、「中国の顔色ばかりをうかがい、韓米同盟の亀裂を招いていいのか」(東亜日報)などと保守系メディアからも批判される中、朴大統領はTHAAD配備を決断した。

 韓国の経済界では今回の配備決定前から、中国の報復への懸念が強い。中国は、韓国にとって貿易総額の20%を超す最大の貿易相手国。また昨年、韓国を訪れた中国人観光客が約598万人で、外国人観光客全体の45%を占めている。

 それだけに中国による貿易規制や観光規制のほか、株式・債券市場からの中国系資金の引き揚げなどを警戒している。中国の対応次第では韓国経済がダメージを受けかねない状況だ。

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