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【ダッカ人質テロ】襲撃犯は25歳以下の裕福な家庭出身 大学で高等教育も 手口は残虐

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【ダッカ人質テロ】
襲撃犯は25歳以下の裕福な家庭出身 大学で高等教育も 手口は残虐

3日、ダッカの飲食店襲撃テロ現場近くに手向けられた花束(共同) 3日、ダッカの飲食店襲撃テロ現場近くに手向けられた花束(共同)

【ダッカ=岩田智雄】バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロで同国内務省当局者は3日、産経新聞に対し、殺害したテロ犯6人はいずれも裕福な家庭出身で、数人は大学で高等教育を受けていたと明らかにした。犯行の手口は、バングラデシュで過去例のない大がかりで残虐なもので、今後組織の実態解明が待たれている。

 当局者は、テロ犯について、「イスラム国」(IS)ではなく、地元イスラム過激組織ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)の構成員だとしているが、「いずれも25歳以下だ」と述べている。

 地元メディアによれば、殺害されたテロ犯6人のうち3人について、その知人らがフェイスブックで、身元を明らかにしている。

 1人については、ダッカにある名門私大ノース・サウス大学に通っていたと書き込まれた。他の2人については、ダッカの私立高校の生徒だった。ただ、これらの大学と高校はメディアの取材に応じておらず、情報の真偽は確認がとれていない。地元メディアは3人はダッカの大学で学んだ後、マレーシアの大学に通っていたと伝えた。

 犯行の残虐さも際立っている。バングラデシュでは最近、日本人を含む外国人、少数派のヒンズー教徒やキリスト教徒、世俗主義のブロガーなどがイスラム過激派に殺害されてきたが、バイクで通りすがりに銃撃したり、刃物で刺したりする犯行がほとんどだ。

 警察は今回、襲撃された飲食店から短銃4丁、半自動小銃1丁、即席爆発装置4個、複数の鋭利な刃物を押収した。一度のテロの犠牲者数は20人と、甚大だった。軍当局者は被害者について「鋭利な刃物で非常に残虐な方法で殺害された」と明らかにしている。

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