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タイ、中国潜水艦を購入 クーデター後接近際立つ

 タイ軍事政権のプラウィット副首相兼国防相は1日、中国から通常動力型潜水艦3隻を計約360億バーツ(約1000億円)で購入することを正式決定したと明らかにした。昨年7月に購入計画が持ち上がったが、多額の予算投入に対する国内世論の反発を受け決定を先送りしていた。首都バンコクで記者団の取材に答えた。

 2014年5月のクーデター後に発足した軍政は、民主化を求める米国と関係が悪化。一方で内政に口出ししない中国とは、合同軍事演習を開くなど接近が際立っている。

 タイ海軍によると、潜水艦は「元」級と呼ばれ、連続して約3週間航行し続ける能力がある。17年度予算で1隻を購入し、残る2隻も順次購入する。1隻目の納入には5、6年かかる見込み。軍政下で海軍が設けた委員会が、中国のほか韓国、ロシアなどの潜水艦を比較検討。他国製に比べ価格が安いことなどから、中国製を購入する計画を委員会が決めたことが昨年7月、明らかになった。(共同)

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