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バチカンでハンセン病シンポ 元患者の石田雅男さん「残酷な歴史繰り返さない、忘れてはならない」と訴え

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バチカンでハンセン病シンポ 元患者の石田雅男さん「残酷な歴史繰り返さない、忘れてはならない」と訴え

9日、バチカンで開催されたハンセン病シンポジウムに出席した石田雅男さん(右)(共同) 9日、バチカンで開催されたハンセン病シンポジウムに出席した石田雅男さん(右)(共同)

 ローマ法王庁(バチカン)で開催されたハンセン病国際シンポジウムで10日、岡山県瀬戸内市の国立療養所「長島愛生園」で暮らす元患者の石田雅男さん(79)が自らの体験を語った。石田さんは「残酷で悲惨な歴史を繰り返さない、忘れてはならない」と訴え、日本にある全てのハンセン病療養所の世界遺産登録を目指していると述べた。

 ハンセン病はらい菌による感染症。感染力は極めて弱いが、日本では明治時代に隔離が始まり、1931年の旧「らい予防法」で強制隔離が法制化され、96年の法律廃止まで続いた。

 石田さんは10歳で発病し長島愛生園に入所。薬によってハンセン病が治る病気と認識されるようになり、「人間らしく生きたい」と仲間たちと「人権闘争」に取り組んだ活動を紹介した。(共同)

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