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中国のガス田開発強行 日本政府、HPに“証拠”掲載 萩生田光一官房副長官「一方的な開発、極めて遺憾」

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中国のガス田開発強行 日本政府、HPに“証拠”掲載 萩生田光一官房副長官「一方的な開発、極めて遺憾」

上部構造の建設が進んでいる第11基(外務省ホームページから) 上部構造の建設が進んでいる第11基(外務省ホームページから)

 外務省は2日までに、中国が東シナ海の日中中間線の中国側に設置した16基のガス田掘削施設のうち、今年に入って3基で上部構造物の設置や天然ガスの生産活動を示す炎を撮影した写真をホームページに掲載した。中国が平成20年6月の日中両政府によるガス田共同開発の合意を無視する形で開発を強行していることが裏付けられた。

 萩生田光一官房副長官は2日の記者会見で「日中間の海洋境界がいまだ画定できていない状況で一方的な開発を進めていることは極めて遺憾だ」とし、外交ルートを通じて中国側に抗議したことを明らかにした。ガス田共同開発の合意についても「合意実施のため協議を早期に再開するよう求めていきたい」と述べた。

 写真は海上自衛隊が撮影したもの。1日に公表されたのは第11基をとらえた写真で、ヘリパッドを含む上部構造物が見える。第12基でも同様の動きが確認され5月27日に公表された。いずれも昨年5、6月に開発の最初の段階となる土台設置が相次いで確認されていた。また、26年8月までに土台が設置された第8基は今年3月10日までに炎が出ていることが確認された。

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