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台湾の民進党 蔡英文氏20日総統就任 対中政策何語る? 「独立派」とみなす中国の圧力に

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台湾の民進党 蔡英文氏20日総統就任 対中政策何語る? 「独立派」とみなす中国の圧力に

   

 【台北=田中靖人】台湾で民主進歩党の蔡英文主席が20日、総統に就任する。最大の注目点は、中台関係の「現状維持」を掲げて当選した蔡氏が就任演説で、対中政策について何を語るかだ。民進党を「台湾独立派」とみなす中国は、「一つの中国」原則を受け入れるよう、政権発足の直前になっても蔡氏に圧力をかけ続けている。

 「米側が一つの中国政策を堅持し、台湾問題を適切に処理するよう望む」

 17日の中国国営新華社通信によると、中国の王毅外相は16日、ケリー米国務長官との電話会談でこう要求した。ケリー氏は、米国の台湾政策に変化はないとした上で、「台湾独立を支持しない」と応じた。

 新華社は4日にも、中国共産党機関紙、人民日報の評論員の名義で、「一つの中国」に基づく「1992年コンセンサス(合意)」について、「92年合意を認めないことは、両岸(中台)関係の共同の政治的基礎を破壊することだ」と警告する記事を配信した。世界保健機関(WHO)年次総会への台湾の出席をめぐる騒動も、中国の圧力の一環とみられている。

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