産経ニュース

ルーマニアでミサイル防衛 NATOが運用開始

ニュース 国際

記事詳細

更新


ルーマニアでミサイル防衛 NATOが運用開始

12日、ルーマニア南部デベゼルで迎撃ミサイルの運用開始式典に臨む(左から)北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長、ルーマニアのチョロシュ首相、米国防総省のワーク副長官(ロイター) 12日、ルーマニア南部デベゼルで迎撃ミサイルの運用開始式典に臨む(左から)北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長、ルーマニアのチョロシュ首相、米国防総省のワーク副長官(ロイター)

 ルーマニア南部デベゼルで12日、北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛(MD)の一環として、初めて地上配備型の米迎撃ミサイルの運用が始まった。ロイター通信などが伝えた。ロシアは自国の核戦力の無力化が狙いとし「安全保障への脅威」と反発、対抗措置を取ることを示唆した。

 同ミサイルは米国が配備、7月にNATOの統制下に入る。米国はイランのミサイル攻撃からの欧州防衛が目的としているが、ルーマニアの隣国ウクライナの危機などをめぐる米ロの対立が深まる恐れもある。

 ルーマニアのヨハニス大統領は12日、ルーマニアなどNATO東部で「信頼できるNATO戦力の存在を確保することは重要」と強調。ウクライナなどに面する黒海にもNATOの海軍部隊を常駐させるよう訴えた。

 米国は13日、ロシアの飛び地カリーニングラードに近いポーランド北部でも地上配備型の迎撃ミサイル施設の建設に着工、2018年までの完成を目指す。(共同)

「ニュース」のランキング