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上海の「死亡体験館」に予約殺到 熱風と炎の映像で“火葬”→胎内を通って再び“誕生”する3時間の旅

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上海の「死亡体験館」に予約殺到 熱風と炎の映像で“火葬”→胎内を通って再び“誕生”する3時間の旅

熱風や炎の映像、激しい音で「死」を疑似体験する4D死亡体験館の「火葬の炉」に横たわる丁鋭氏(河崎真澄撮影) 熱風や炎の映像、激しい音で「死」を疑似体験する4D死亡体験館の「火葬の炉」に横たわる丁鋭氏(河崎真澄撮影)

 【上海=河崎真澄】中国で9万人近い死者と行方不明者を出した8年前の四川大地震で被災地ボランティアを経験した男性らが、上海市内で一般の人に「死亡と誕生」を疑似的に体験してもらう施設を4月にオープンし、若い世代からの入場予約が殺到している。

 異例のシミュレーション施設「4D死亡体験館『醒来』」の入場料は1人444元(約7500円)。参加枠は1日24人まで。20~30代の中国の若者を中心に問い合わせが相次ぎ、すでに6月分まで満席でキャンセル待ちとなっている。

 初対面の12人が家族の死や自分の悩みなど身近な問題について、さまざまな角度から議論。その上で“火葬場”に運ばれ、炎の映像と全身を包む熱風や、激しい音で“火葬”を体験。さらに母親の胎内を模したトンネルを通って、再び“誕生”する3時間の旅だ。

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