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未発効なら対中国で不利に TPPで米報道官

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未発効なら対中国で不利に TPPで米報道官

 アーネスト米大統領報道官は27日の記者会見で、来月下旬のオバマ大統領によるベトナム初訪問で、両国が参加する環太平洋連携協定(TPP)が主要議題になると言明した。「中国もベトナムに足場を築きたがっている」として、早期に発効させなければ中国との競合で不利になるとの見方を示した。

 TPPを巡っては、米議会や大統領選の共和党指名獲得を目指す実業家のトランプ氏らから反対論が相次いでいる。オバマ氏は、ベトナムでTPPを通じたアジア太平洋諸国との関係強化を訴えることで、年内の米議会承認を促す意向だ。

 アーネスト氏は「協定拒否のリスクは大きい」と指摘。米国がTPP発効に向けた国内手続きを進めなければ、中国がベトナムとの関係を強め「労働基準や人権問題はどうでもいいということになる」と警告した。「根底には競争がある。最も成長力のある市場で米企業は不利に立たされる」とも述べた。

        (共同)

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