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尖閣諸島巡るスパイ罪、中国人の男に懲役7年 「寄田氏」に指示された- 中国TV、日本の関与を示唆

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尖閣諸島巡るスパイ罪、中国人の男に懲役7年 「寄田氏」に指示された- 中国TV、日本の関与を示唆

尖閣諸島(鈴木健児撮影) 尖閣諸島(鈴木健児撮影)

 【北京=川越一】尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関連し、中国の軍事施設情報を外国に提供したとされる中国人の男が、スパイ罪で懲役7年の実刑判決を受けていたことが21日までに、明らかになった。中国中央テレビが伝えたもので、名指しを避けつつ日本の関与を示唆している。

 スパイとされたのは浙江省寧波市出身の男。2012年11月~13年12月にかけて、同市内の中国人民解放軍東シナ海艦隊の関連施設や停泊する艦船の写真などを、外国の情報機関に渡していた。13年12月4日に備蓄施設を撮影中に警備担当に見つかり、携帯電話に多数の軍事施設の写真を保存していたことが発覚。調査の結果、機密級の軍事情報2項目が含まれていたというが、情報内容は不明だ。

 当時は中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定するなど同諸島を巡る緊張が高まり、同テレビは「国家の安全に深刻な脅威をもたらす」と判決理由を伝えた。

 男は「寄田」という人物の指示を受け、報酬以外に活動費で「(どの国か不明の)外貨20万」を受け取っていた。留学経験があり、「中国リスク研究会」という会合で寄田氏と知り合ったという。寄田氏は国際情勢の分析機関に所属していたとされる。

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