産経ニュース

【どうなる朴政権 2016韓国総選挙(下)】「10億受け取れば、反日できない」 慰安婦問題の日韓合意にも影 野党、対北政策で政権攻撃増す?

ニュース 国際

記事詳細

更新

【どうなる朴政権 2016韓国総選挙(下)】
「10億受け取れば、反日できない」 慰安婦問題の日韓合意にも影 野党、対北政策で政権攻撃増す?

韓国総選挙で惨敗した与党セヌリ党の金武星代表=14日、ソウル(聯合=共同) 韓国総選挙で惨敗した与党セヌリ党の金武星代表=14日、ソウル(聯合=共同)

 野党の躍進が韓国の対北朝鮮政策に及ぼす影響も見逃せない。北朝鮮の核実験や長距離弾道ミサイルに朴政権は強硬に対応してきた。南北経済協力事業の開城工業団地から韓国企業を撤収させ、国際社会にも対北制裁を強く訴えている。

 しかし、野党は対北強硬策に強く反発し、開城工団の再開と対北対話を主張する。「北を刺激してしまい、これまでの対北協力が水の泡だ」とし、現実の軍事的脅威に平和的な方法で対処できると考えている。

 韓国で今後、対北政策をめぐる政府攻撃が高まる可能性は高い。北朝鮮の軍事挑発に日韓で共同対処するため、日本は中谷元防衛相自ら、防衛秘密を交換する「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)の早期締結を呼びかけている。

 日本への防衛機密の提供にも野党はメディア世論に乗り難色を示している。政権攻撃には格好の道具で、利用される可能性は十分ある。(ソウル 名村隆寛)

このニュースの写真

  • 「10億受け取れば、反日できない」 慰安婦問題の日韓合意にも影 野党、対北政策で政権攻撃増す?

「ニュース」のランキング